使用する木材は、ほぼ、北米産のポンデロッサ パインという木です。
この木は、自然な木目が魅力です。

木に含まれる油分で、割れが起こりにくく、
長年にわたり使用することで、いわゆるあめ色に変わっていきます。

Rickが特に気に入っているのが香りで、
木屑だらけの工房が、良い香りで満たされてます。

タモ、ナラ、メープル、ウォールナットなどには無い魅力です。
 



   

                            

ポンデロッサパインは北米の広い範囲で見られる木です。
オレゴン、ワシントン州、カリフォルニアが主な生産地となっています。

高さは、30mから50mぐらいになります。
幹の直径は60cmから120cmです。

日本の松のような幹で、葉は、12cmから25cmになります。

多くのポンデロッサパインは、虫食いや、火事、落雷などが無ければ
125年ぐらい育ちます。

   

計画的に伐採されたポンデロッサパインは、
含水率が12〜19パーセントになるまで、原木のまま乾燥されます。
この段階で、虫食いや、
Blue Stainと呼ばれる、青い、しみのようなものが発生することがあります。
製材され、人工乾燥後出荷されます。

KINOKAではポンデロッサパインとして輸入するのですが、時々明らかに
ポンデロッサパインとは違う板が混じっています。
これはシュガーパインや、ロッジポールパインのようです。
本当にまれに、サザーンイエローパインのような、
硬く、樹脂の固まりのような板が混じることがあります。
これを、倉庫に集めておいて、その種の木だけで、何か作るのも楽しみの1つです。

ポンデロッサパインは建材用途での使用が多いのですが、
もちろん家具にも向いています。
板目の板に製材されること、節が多いことで、そり、狂いが発生し易いです。
しかし、木目の魅力、香り、触った感じのやわらかさ、
温かさはなんともいえません。
また、割れにくいのと、ヤニの発生がヤニツボに限られるので、その面では使いやすいです。

毎日この木を触っていると、板を一目見れば、どこでどのくらい、そり、ねじれが
起こるかがわかるのですが、追ってご紹介していきます。